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堺雅人、完全制覇へ「あと女優賞」…第36回報知映画賞

 

◆第36回報知映画賞 主演男優賞・堺雅人「武士の家計簿」「日輪の遺産」「ツレがうつになりまして。」 第36回報知映画賞の主演男優賞には、「武士の家計簿」「日輪の遺産」「ツレがうつになりまして。」の全く異なる3作で三様の魅力を見せた堺雅人20+ 件(38)が輝いた。また、R―18指定(18歳未満禁止)作品ながら、衝撃的なストーリーと映像で、上半期の話題をさらった「冷たい熱帯魚」が、園子温監督(49)の監督賞と、でんでん(61)の助演男優賞との2冠を獲得。助演女優賞は、「阪急電車 片道15分の奇跡」の宮本信子(66)が初受賞した。

 

 わずか3年で2つの男優賞を手にした堺は「あと女優賞もらえば完全制覇か」と笑った後、真顔になった。「助演を頂いた時、助演賞を取らせる主演って実は一番かっこいいと思ったんですが、逆に今回は主演賞を取らせてくれる助演もすごいかっこいいと思った。次に狙うとしたら、取らせた賞、アシスト賞かな」。代名詞の“ほほ笑み”が風格を帯びてきた。

 

 そろばん一つで幕末の激動期を乗り越えた下級武士、マッカーサーの遺産を隠す秘命を受けた陸軍少佐に、うつ病に見舞われた会社員。時代も背景も大きく異なるが「先の見えない時代に自分の責任、判断で進んでいく」という姿勢に共通したものを感じたという。

 

 「俳優も似ている。どこかに正解があって白黒はっきりつけていくのではなく、今いる場所で勝負しなきゃいけない」。うつ病患者の役と格闘しながら「自分も同じ要素は持っている。同じことが起こりうる」とも感じたという。

 

 子供の頃、描いた未来は「公僕」だった。「なんとなく公務員か会社員になって地道に給料頂いてローン払って家を買うんだろうなと」。宮崎南高校の演劇部で演技を始めたのは全くの偶然。「ぼんやりできる文化系の部がたまたま演劇部だっただけ。音楽でも新聞でも良かった。うるさい先生や先輩がいたらすぐにやめていたと思う」。演技の楽しさに目覚め、早大演劇研究会に入った。「大学1年生の時、初めて入場料を頂いた時が職業意識が一番盛んだったけど、その後は徐々に希薄になってます。役者かどうかなんてお客さんが決めればいい。一つ一つの現場でボーナスをもらいながら、すくすく38歳になりましたって感じです」

 

 来年もすでに主演映画2本が控えているが、年に何本もの主演作を抱える身となった今も柔軟な姿勢に変わりはない。「現場が終われば一回一回失業する商売。与えられた持ち場に責任を持って立ち続けることは、自分が思っている以上に尊いことかもしれないと今回の3本で学びました」。あくまで自然体でいながら、プロの仕事をやってのける“凄味”(すごみ)がある。

 

 ◆「武士の家計簿」 幕末の加賀藩に実在したそろばんが得意な御算用係・猪山直之の生涯を森田芳光監督が映画化。多大な出費で我が家の財政難に直面した猪山家8代目当主の直之(堺)は妻のお駒(仲間由紀恵)、父・信行(中村雅俊)、母・お松(松坂慶子)らと協力して倹約しながら、息子の直吉にもそろばんを教えていく。

 

 ◆「日輪の遺産」 浅田次郎氏の初期の代表作を佐々部清監督が映画化。太平洋戦争末期、連合国最高司令官マッカーサーの財宝を盗み出した日本は、陸軍の真柴少佐(堺)、小泉中尉(福士誠治)、望月曹長(中村獅童)に財宝隠しの極秘の任務を命じる。3人の指導のもと、20人の女学生たちが動員されるが、過酷な運命が待ち受ける。

 

 ◆「ツレがうつになりまして。」 突然のうつ病に見舞われた夫であるツレとの闘病を描いた細川貂々さんの漫画エッセーを映画化。漫画家の高崎晴子(宮崎あおい)はツレの幹男(堺)やペットのイグアナとほのぼのとした夫婦生活を送っていたが、ツレがある朝「死にたい」とつぶやく。診断結果はうつ病。二人三脚の闘病が始まる。佐々部清監督。

 

 ◆堺 雅人(さかい・まさと)1973年10月14日、宮崎県生まれ。38歳。92年に早大で劇団「東京オレンジ」を旗揚げし、看板俳優に。00年のNHK朝の連続ドラマ「オードリー」で注目を集め、04年のNHK大河ドラマ「新選組!」でブレーク。映画初出演は00年。08年「クライマーズ・ハイ」「アフタースクール」などで報知映画賞助演男優賞を受賞。

 

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20111128-OHT1T00284.htm?from=yol

 

日本七大映畫賞中

第一個公布的報知映畫賞

得獎名單公布了

恭喜堺桑得到今年度的主演男優賞

這是繼在2009年橫濱映畫祭以南極料理人拿到影帝後

又拿到影帝了 

真是個好的開始

希望接下來的陸續公布的六大映畫賞能繼續有斬獲

尤其是堺桑至今七大映畫賞中唯一還沒拿過的日本奧斯卡(08年にキ・毎・ブ・報・日で助演男優。ヨ(主09))

女主角是跟堺桑同經紀公司的永作博美

田邊事務所一定很高興吧  呵呵~

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