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第31回ヨコハマ映画祭が2月7日に関内ホールで開催され、各賞の授賞式が行なわれた。授賞式には、日本映画ベスト1となった『ディア・ドクター』(09)の西川美和監督、主演男優賞受賞の堺雅人、主演女優賞受賞の小西真奈美ほか、岡田義徳、安藤サクラ、岡田将生、満島ひかり、町田マリーら受賞者たちが登壇し、会場の映画ファンを魅了した。


『クヒオ大佐』(09)、『南極料理人』(09)で 主演男優賞に輝いた堺雅人は、ヨコハマ映画祭の映画賞は初ということで紅潮しながら壇上に上がった。「いろんな映画賞がある中で、ヨコハマ映画祭はスポンサーがつかず、映画ファンの方々で運営されている賞と聞いているので、とてもうれしいです。今後は現場で、自分の演技が本当の映画ファンのみなさんに届くかどうか、そういう視点をもてることで、背筋がしゃんと伸びる思いです。大きな賞をもらったなと思います」とニコニコしながらスピーチ。

『のんちゃんのり弁』(09)で主演女優賞を受賞した小西真奈美は、サクラ色の着物で登場し、会場が色めきたった。「受賞の知らせを聞いて本当にうれしくて!」と、満面の笑顔で語った。「この映画は、同世代の方々だけではなく、おかあさんたちや、男性の方々も共感してくださって。映画ってこんなに人を元気にさせてくれる力があるんだなと思いました」。

また、『ディア・ドクター』、『ガマの油』(09)での助演はもちろん、これまでの功績を称えた特別大賞を受けた大女優・八千草薫の授与の際には会場がシンと静まり返ってスタンバイ。その後割れんばかりの拍手を受けて登壇した八千草は、「『ディア・ドクター』で鶴瓶さんと一緒に芝居をしたら、芝居をしてるのかどうかわからないほどとっても自然で。楽しかったです」と柔らな笑みを浮かべた。

この後、『ディア・ドクター』で脚本賞の受賞者として登壇した西川美和監督は、『蛇イチゴ』(03)でヨコハマ映画祭新人監督賞を受賞して以来、『ゆれる』(06)でも同映画祭作品賞など4冠に輝いた常連監督だ。今回の『ディア・ドクター』では、作品賞、脚本賞(西川美和)、撮影賞(柳島克己)、助演男優賞(松重豊)、特別大賞(八千草薫)と、5冠を獲得したのだからすごい!

「毎回呼んでいただいて、本当にうれしいです。ヨコハマ映画祭は、パンフレットに細かい批評がのっていて、すごく丁寧に後から見直すことができるんです」と喜びのコメントを披露。松重豊、八千草薫の力添えについてもふれた後で、続けてスタッフへのねぎらいも忘れない。「今回、柳島(克己)さんが 撮影賞を受賞してくださったのがとてもうれしいです。どうしても監督がメインで取り上げられるけど、実際は8割9割がスタッフに支えられているので」。

“映画ファンのための映画祭”と言われるだけあり、受賞者のコメントも、映画ファンや、裏舞台で支えるスタッフ陣への賛辞もたくさん出たのが印象的だった。ゲストと観客がまさに一体になれたような盛り上がりぶりが実に心地良い。日本映画の醍醐味と勢いを改めて感じたイベントだった。【MovieWalker/山崎伸子】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100207-00000019-mvwalk-movi

 

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